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笹幸恵
2017.2.17 03:58

2月といえば?

みなさん、2月といえば何を思いだすでしょうか。
バレンタインデー?

のーーーん!
最近あんまり盛り上がってないし。

建国記念日?
おお、紀元節ですね。
軍隊にとっても紀元節はとても大切な日でした。
ですが、のんのん

2月といえば!
そう、2・26事件ですよ!!!

というわけで、今月の軍トリは
2.26事件について取り上げました。
ざっくりと概要をおさらいして、
2.26事件後、政治がどう変わったかについて
ご紹介しています。
それは決起した青年将校たちが
思いもよらなかったであろう結果に・・・。

物事なんでもそうですが、あるとき
いきなり大事件とか大問題が勃発することはなくて、
表面化しないけれど後からその経緯をたどっていけば
ここにその萌芽があったぞ、という
何らかの兆候が見えるものなんですね。
それを学び取り、現代に当てはめて思考するのが
歴史の醍醐味。
真珠湾から対米英戦に突入した日本も、
いきなり「真珠湾やったるで」と思ったのではなく、
じつは長い長い政治経済や国民生活、思想の変化などの
蓄積の結果でした。
あの戦争につながる一つの萌芽が、2・26事件の
後に出てきたといえるかもしれません。

なんのことやら、わからん。
という方は、ぜひ軍トリご覧くださーい絵文字:お知らせ

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笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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